泣いて、病んで、でも笑って/双葉社
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ネットでニュースになっていて気になって図書館リクエスト
言わずと知れた、元五輪選手にしてプロスノーボーダーの自伝。

整形、レイプ、水商売、風俗…
表紙見て、あれ、こんなお顔だったっけ…(゜_。)?と思ったが。
本読んで納得。数回にわたり整形手術したのだそう。他にも
選手時代に遭ったレイプ被害、親との葛藤の末の自殺未遂、整形手術、
五輪後の水商売勤務と、風俗勤務…確かに
自伝に載せるエピソードには事欠かない(´-∀-`;)

また、2度の結婚離婚と 不妊治療の末の未熟児出産、
生活保護受給…など盛り沢山な「五輪その後」記した自伝

カギは「両親との絆」
不器用なまでのはかなさ、もろさが
かつての親友と重なり、振り回されて辛い思いした
自分のトラウマつつかれ、読んでてやりきれない気持ちに(>_<)。
友人もこの著者も、鍵は両親=主に父子関係

ファッションカメラマンで、指導者ではなかった父は、
指導者として才覚表し、自宅屋上にトランポリン設置。
子どもがそこで練習する姿カメラ越しにリビングで監視。
少しでも手を抜いていると
檄を飛ばしたという。頑固一徹のスパルタ指導が功を奏し
子ども2人はプロになり、五輪にも出場
生半可なことではできないのは自明のこと。
キビシイ練習成し遂げたという意味では育児成功であると言えるが
反動なのか、父の下飛び出し、5歳で別居した母と暮らしだすが
過呼吸、精神科受診・・・代償も大。産みの母からは
恋愛依存と言われることもあったそう。
正直、ここも昔の友人と同様。水商売していたところとか、
かぶるところ多くて胸が痛くなった(*_*)。

他人様はともかく
他人様の事はともかく、今は3児の母である私。
一番不完全な自分。他人様をあれこれ言える立場ではない。
とにかく 3児の母として子供達との絆形成が一番大切
と痛感。シングル2児母として再出発する決意で本は終了。
できるわよ!五輪に出るほど何かを突き詰めてやれるアナタなら!応援(●´ー`●)!!